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新しい生活様式でのコンサート開催の問題点~定員半分で利益を出せる?

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5月25日、政府は新型コロナウイルスの感染拡大に伴うイベントなどの開催制限について、段階的に緩和する方針を発表しました。感染症対策を行うこと前提で、感染者数の増減を見た上で原則3週間ごとに制限を解除していくとのことです。

ここから本格的に新しい生活様式での日常が始まっていくのですね。

しかし、その緩和の指針をみていくとコンサートやイベントを再開させるにはやはり様々な問題点があります。新しい生活様式でコンサートを開催していくにはどうのような対策が必要となるのでしょうか?

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段階的緩和の概要やコンサート開催の条件

①5/25~ ②6/19~ ③7/10 ④8/1~
移動 6/1~

5都道府県またぎ慎重に

観光 都道府県内観光で徐々に 都道府県内観光で徐々に 県外呼び込み徐々に
イベント 上限100人、もしくは50%以内

(屋外、200人)

上限1000人、もしくは50%以内 上限5000人、もしくは50%以内 上限なし

50%以内

以上が、政府が発表した移動、観光、コンサート、イベントにおける段階的解除の詳細です。その他、プロスポーツにおいても6月19日以降は無観客、7月10日以降はイベント②、③の流れと同様の処置を取るとのこと。

3週間ごとの緩和はあくまで目安であり、感染者数が予想より少数であればこれよりさらに早い段階で次のステップへ移行する可能性もあり、逆にクラスターなどが発生してしまった際には次のステップへ移行する時期が遅れる可能性もある模様。

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万が一、再延期を余儀なくされた場合の対応も検討していく必要があることについては、上記の関連記事ですでに触れていますので今回は割愛しますが、この段階的緩和の中でコンサートやイベントを再開していくには他にもクリアすべき問題点がいくつかあります。

特に考えなくてはならないのが施設の定員の半分以下で開催しなくてはならないこと。半分の収容率で開催したとしても主催者側が負担する経費は変わりません。そのため、このやり方で開催してしまうと赤字化が免れないのです。

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では、半分の収容率でコンサートやイベントを再開するにはどのような対応が必要なのでしょうか?

新しい生活様式でのコンサート開催の問題点

半分の収容率でも利益を出すには、まずは以前より高いチケット代を設定することが考えられます。しかし、半分の収容率となるとチケット代はこれまでの約2倍に設定しなければ以前のような利益は出せません。コンサートだと大体8000円~9000円しますので、今後は1人当たり2万前後ということになりますね。

ですが、これでは購入したいという方自体、激減してしまうでしょう。そもそも半分の収容率が求められているのは観客の距離を確保するためですので、当然アリーナ席など前方に席を固めては意味がありません。

要するに、一律2万程度にしてしまうと後方の席でもこれまでの倍の値段がかかってしまうのです。

これを回避するには、ステージ前方をさらに高くするかオークション形式でチケットを販売するしかないのではないかと思います。

ただ、利益を出す方法は他にもあります。それは、1日の公演数を増やすこと。複数やることで、結果的に施設を満席状態にするだけの集客を実現することは可能ですよね。

とはいえ、これまで1回だったものを同じ内容で複数回実施するのは演者の体力的な問題も出てきます。その場合、1公演の時間を短縮するなどの処置もありでしょう。グループでのコンサートなら、出演するメンバーを分散するという手もありかもしれません。

もしくは、複数のアーティストもしくは1つの事務所が共同で1つの施設を借りるというやり方も可能かもしれません。例えば、avexのアーティストがどこかの施設でコンサートを行う場合、その日開催するアーティストが共同で施設を借り、同日にコンサートを行えばアーティスト1組に対する負担も半減します。

もちろん、観客は入れ替え制。フェスの入れ替えバージョンのような感じですね。

この場合、リハーサルの時間や観客の入れ替え時間などもありますからできたとしても1日2公園あたりが限界でしょう。しかし、フェスなどが普及している現代では不可能なことではない気がします。

まとめ

一旦は収束できた状況ですので、感染リスクをコントロールしながらコンサートやイベントを開催することはできそうです。とはいえ、新しい生活様式でコンサートを開催するにはまだまだクリアすべき点があるのは事実。この問題点は無視できません。

この状況で、果たしてどれくらいのアーティストがコンサートやイベント開催に踏み切れるのでしょうか?

課題は山積みですが、再開に向けてエンタメ業界全体が向き合わなくてはいけない問題ですね。

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