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東京都ロードマップで飲食店の営業時間を指定する理由~小池都知事の意図は

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緊急事態宣言が5月25日に解除される見通しであることを受け、22日に東京都ロードマップを公表した小池都知事。

この東京都ロードマップには、ステップ1~3まであります。それぞれのステップで自粛や休業要請が緩和される施設が存在し、その緩和実現の目安も発表するなど小池都知事が発表した東京都ロードマップは相当細かいです。

なぜ、小池都知事は東京都ロードマップをここまで細かくしたのでしょうか?

出典:https://twitter.com/sasakitoshinao/

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東京都ロードマップで飲食店の営業時間を指定する理由

ステップ0 ステップ1 ステップ2 ステップ3
博物館、美術館、運動施設、学校 ×
学習塾、劇場 × ×
漫画喫茶、パチンコ、ゲームセンター × × ×
飲食店(居酒屋を含む) 朝5時~夜8時まで

(酒類提供、夜7時まで)

朝5時~夜10時まで

(酒類提供、夜10時まで)

朝5時~夜10時まで

(酒類提供、夜10時まで)

朝5時~夜12時まで

(酒類提供、夜12時まで)

ライブハウス、カラオケ × × × ×
イベント × 50人まで 100人まで 1000人まで

以上が、小池都知事が発表した東京都ロードマップの詳細です。表にある通り、東京都ロードマップはステップ1~3まで存在し、イベントの人数制限や飲食店の営業時間まで細かく指定されています。

新規の感染者数が減少してもウイルス自体が死滅するわけではありません。ですので、経済活動を段階的に再開していく必要はあります。

とはいえ、細かいと感じられた方もいらっしゃったのではないでしょうか?

ここで、東京都ロードマップが細かく指定されている理由をみていきましょう。

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まず、飲食店の営業時間を指定している理由。これは、第1波が来た時、夜の繁華街で感染された方が多いという傾向がありました。夜は仕事帰りで飲食店を利用する方が多いため、感染リスクが高いですよね。よって、飲食店の客数は今後も非常に注意していく必要があります。

小池都知事はそこを注視し、飲食店の営業時間を細かく指定したのでしょう。

2週間単位でのステップ移行は妥当か

また、小池都知事は東京都ロードマップにおいて、2週間単位をベースにして状況を評価し段階的に施設の休業要請を緩和すると発言しています。

なぜ、2週間単位なのか?

新規感染者数は、大体2週間前の数字が反映されているというというのはもはやかなり浸透していますよね。

1週間程度でステップを上げてしまうと、翌週に感染者が一気に増加してしまった場合、前段階でのステップが評価できなくなってしまいます。ですので、2週間くらいでステップを上げて感染状態を評価した上で次のステップへ移行する必要があるのです。

5月26日、ついに東京都でも緊急事態宣言が解除されました。これは喜ばしいことですね。

しかし、緊急事態宣言の解除はゴールではありません。むしろ、ここからがスタートです。

緊急事態宣言解除後は決してアフターコロナではなくwithコロナ。コロナと共存しながら生きていかなくてはなりません。

ですが、安倍首相の言っていた通り、今後は感染リスクがあるから実施しないのではなく、どうすれば実施できるかという発想が重要になっていくでしょう。そのための東京都ロードマップでもあります。

2度目の緊急事態宣言にならないよう、新しい生活様式を意識して生活していきたいですね。

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