スポンサーリンク
スポンサーリンク

浜崎あゆみ【TROUBLE】湯汲哲也曲の安定感!渡辺徹は作曲陣常連なるか

スポンサーリンク

2018年8月15日に発売された浜崎あゆみの6枚目のミニ・アルバム「TROUBLE」。全5曲と曲数こそ少ないものの、デビュー20周年という記念すべき年にリリースされた作品だけに、1曲1曲のクオリティは高いです。

CDリリースとしては、2016年6月29日に発売された「M(A)DE IN JAPAN」以来約2年ぶりということもあり、ファンとしては待望のニューアルバムでしたね!

今回は、 浜崎あゆみ「TROUBLE」の感想をまとめていきます。

出典:https://shop.mu-mo.net/st/special/ayu1808/?jsiteid=EXI&raw=true

スポンサーリンク

お馴染みの作曲家からお初の作曲家まで様々な作曲陣が参加した浜崎あゆみ「TROUBLE」

浜崎あゆみ「TROUBLE」収録曲

We are the QUEENS
composition : Kazuhiro Hara / arrangement : Yuta Nakano
æternal
composition : Tohru Watanabe / arrangement : Takehito Shimizu , Atsushi Sato
WORDS
composition : Mayuko Maruyama / arrangement : Takehito Shimizu , Atsushi Sato
W
composition : Kazuhiro Hara / arrangement : tasuku
The way I am
composition : Tetsuya Yukumi / arrangement : Yuta Nakano

デビュー20周年に発売された浜崎あゆみ「TROUBLE」。全体的には、非常に浜崎あゆみらしい楽曲が揃っているという印象です。これまで浜崎あゆみの楽曲を多く手掛けてきた湯汲哲也氏や原一博氏による作曲作品を起用、編曲陣も作曲陣同様、浜崎あゆみと縁の深い中野雄太氏やtasuku氏、HΛL時代に主力アレンジャーだった清水武仁氏やats-氏も起用していることが大きな要因でしょう。

その中で注目すべきは、今作のリード曲「æternal」を作曲した渡辺徹氏。浜崎あゆみの作曲は「æternal」が初です。初参加の作家さんの楽曲がアルバムのリード曲となるのは、湯汲哲也氏が初めて作曲陣に加わった「Memorial address」以来となります。

そんな浜崎あゆみの「TROUBLE」。ここから、各曲の感想へいってみましょう。

We are the QUEENS

スマートフォンゲーム「CLASH OF QUEENS」CMソングとして起用され、2016年にデジタルシングルとしてリリースされた「We are the QUEENS」。発表から2年経過しようやくCD化されました。

デジタルシングルとしてのリリースからアルバムに収録されるという流れはこれまでにもありましたが、CD化されるまでにここまで期間が空いたのは珍しいですよね。これ以外だと、2013年に購入特典としてダウンロード出来た「Tell All」が2年後の「A ONE」に収録されたくらいかな?でも、「Tell All」は厳密に言えばデジタルシングルではありませんしね。

この「We are the QUEENS」を作曲したのは、原一博氏。EXILEやBoAなどのavex所属アーティストからHey!Say!JUMPやKinKi Kids、Kis-My-Ft2といったジャニーズにも楽曲提供も行っており、作風も幅広い方です。浜崎あゆみに初提供した「STEP you」がリリースされた2005年にはすでにEXILEやBoAのヒット曲に多数関わっていましたが、今ではすっかり浜崎あゆみにとっても必要不可欠な作曲家さんとなりましたね。

関連記事→馬飼野康二×KinKiの新たな名曲!すべてのひとかけらが泣けると評判

前途したように作風が広く、浜崎あゆみにもロックテイストの「Startin’」からしっとりとしたバラード「Curtain call」までその作風の広さを存分に活かされてますが、こちらの「We are the QUEENS」は「Startin’」に通じるようなアップテンポでキャッチーなメロディーで原一博氏らしい楽曲です。でもって、avexっぽい。

原一博氏がつくるavexらしいアップテンポでキャッチーなメロディーが大好物な自分としては、かなり好きな曲です。

æternal

AWAでデモ音源から徐々に完成版を公開していくという斬新なスタイルで発表された「æternal」。事実上、「TROUBLE」のリード曲となっています。

作曲は、渡辺徹氏。avexの音楽制作事業部・tearbridge productionに所属しており、鈴木亜美「Delightful」やGIRL NEXT DOORの編曲に多数参加していたりとavexの貢献者です。ですが、浜崎あゆみの楽曲の採用は今回の「æternal」が初なんですよね。渡辺徹氏の楽曲は以前から好きでしたので、このタッグは個人的に嬉しかったです。

曲調は浜崎あゆみの王道バラードとなっており、従来の浜崎あゆみのバラードが好きな方にはすんなりと受け入れられる楽曲であると思われます。avex所属アーティストの楽曲に多く関わってきただけあり、浜崎あゆみ王道バラードであると同時に、avexの王道バラードという印象も受けました。

そこも含め、浜崎あゆみと渡辺徹氏の相性はいいと思います。切ない感じのメロディーがいいです。

また、前途したように編曲を担当した清水武仁氏とats-氏はかつて浜崎あゆみの主力アレンジャーだったHΛLの元メンバー。それだけに、サウンドにどこか懐かしさを感じられるのもポイント高いですね。

WORDS

2017年のJust the beginningツアー来場者のみがダウンロード出来た「WORDS」。発表から約1年でのCD化となりました。

作曲は、丸山真由子氏。丸山真由子氏もHΛLの元メンバーで、当時はアシスタントとして浜崎あゆみの楽曲の編曲に携わっていたとのこと。1番最初に関わったのは「INSPIRE」とのことですから、もう10年以上の付き合いなんですね。

このように、丸山真由子氏は浜崎あゆみの楽曲制作の仕事には長年携わってこられた方ですが、作曲家として参加するのは2016年に発表されたアルバム「M(A)DE IN JAPAN」収録の「Summer Love」に続く2曲目。

「WORDS」に関しては、”浜崎さんの歌声を頭の中でイメージしながら作った曲”と本人が語っているだけあり、非常に浜崎あゆみらしいバラードとなっています。個人的には「æternal」より「WORDS」のがより浜崎あゆみらしい曲のように感じますね。

丸山真由子氏自身も語っている通り、とにかく切ないバラードです。浜崎あゆみの切ないバラードが大好物な自分としては、こちらも1発で自分の琴線に触れました。

ちなみに、コーラスアレンジをしている中野雄太氏も元HΛLですから、「WORDS」クリエイターは全員元HΛLですね。

W

「Lady Dynamite」を彷彿とさせる歌詞が印象的な「W」。作曲は「We are the QUEENS」同様、原一博氏です。

曲調も「We are the QUEENS」に通じるものがありますね。それ以上に「WARNING」に似てるんですけれども。編曲も「WARNING」同様tasuku氏なんで、サウンドも「WARNING」とだいぶ似てます。

Lalala~で始まる出だしや曲構成まで一緒ですし。笑

AWAの先行配信を聴いた時点で、原さん作曲tasukuさん編曲という予感がしていましたが、その予想は見事に的中しましたw

「We are the QUEENS」ほどのキャッチーさはありませんが、こちらも原一博氏の得意とするロックテイストの楽曲で好きです。特にAメロがメロディアスでいいですね。どこか歌謡曲感もある気がします。

「We are the QUEENS」のコメントで原一博氏は作風が幅広いと書きましたが、元々原一博氏はWild Styleという歌謡曲バンドをコンセプトにしたロックバンドに所属していただけあり、歌謡ロックは原一博氏の真骨頂かと思われます。「Marionette」なんてまさしくそれですし。

The way I am

「æternal」同様、AWAでデモ音源から発表された「The way I am」。POWER of MUSIC 20th Anniversaryの大阪ファイナルで初披露、「TROUBLE」のリリース記念に配信されたLINE LIVEではコーラス陣とともにアアペラで披露されファンの間で話題となりましたね。

そんな「The way I am」を作曲したのは、「Memorial address」や「JEWEL」、「part of Me」、「MY ALL」など数多くの名曲を生み出し浜崎あゆみにとって特に欠かせない作曲家の1人であろう湯汲哲也氏。もはや浜崎あゆみの作品は、湯汲哲也作曲作品あってこそ!とすら思います。デビュー20周年という記念すべき年にリリースされるアルバムなら尚更。

今回の「The way I am」は前途した「JEWEL」や「part of Me」のような彼の得意とする和テイストの楽曲ではありませんが、彼の作風のベースと言っても過言ではないバラード曲です。

「part of Me」のような湯汲哲也節全開のメロディーではないものの、浜崎あゆみ王道バラードのトップレベルに達するメロディーラインはさすが湯汲哲也氏としか言いようがありません。なんやかんや、「TROUBLE」の中で1番浜崎あゆみ王道と感じるのは、この「The way I am」なんですよね、個人的に。和テイストではないものの、ところどころ湯汲哲也氏らしさを感じますし。

湯汲哲也曲のクオリティがすごい

https://twitter.com/timo4th/status/1029508204617654272

「TROUBLE」の中で個人的にもっとも浜崎あゆみ王道と感じた湯汲哲也氏作曲による「The way I am」。湯汲哲也氏作曲作品はシングルよりアルバム曲で採用されることのが圧倒的に多いのですが、湯汲哲也氏作曲の楽曲があるのとないのではアルバムの締まりが全然違うというのを今回の「TROUBLE」で改めて再認識しました。「The way I am」が「TROUBLE」にあるのとないのとでは、「TROUBLE」の印象がだいぶ違ってくる気がします。

まぁ「TROUBLE」の場合、初参加の渡辺徹氏や作曲陣としては2曲目の丸山真由子氏と、まだそこまで慣れ親しんでいない作曲陣が揃ってる中での湯汲哲也曲でしたから、湯汲メロディーが入ってるという時点で安心感を感じられたというのもあるかと思いますが。

ですがそれを抜きにしても、湯汲哲也氏作曲の楽曲の存在って大きいんですよね。

↑でご紹介したツイートのように、湯汲哲也氏に反応するファンの方がたくさにらしゃいます。このことからも、浜崎あゆみのファンにとって湯汲哲也氏の存在がどれだけ大きいかが分かりますよね。楽曲の評判はもちろん、湯汲哲也氏への期待コメントもあるというのがそれをさらに物語ってます。

湯汲哲也氏の曲って、初期の浜崎あゆみの世界観と今現在の浜崎あゆみの世界観が見事に融合していると思うんです。初期の楽曲に通じる懐かしさがありつつ、今の浜崎あゆみだからこそ映える楽曲というか。でもって、良曲の打率が高い!

ですので、クレジットに湯汲哲也氏の名前を見かけるだけで安心できるほど。

湯汲哲也氏作曲というだけで毎回異常に期待をしてしまうのですが、毎回その期待をさらに超えてきますからすごいです。同じ和テイストの曲でも毎回新鮮さを感じられるのも魅力ですね。

渡辺徹は作曲陣常連になる?

今回の「TROUBLE」でもうひとつ特筆すべきが、リード曲「æternal」の作曲で浜崎あゆみと初タッグを組んだ渡辺徹氏。「æternal」のコメントでも触れたように、元々渡辺徹氏作曲の作品が好きでした。

前途した鈴木亜美なら「Delightful」以外にも「Eventful」、「Times」など好きな曲がたくさんあります。もちろん鈴木亜美以外にも好きな曲はあります。中でも、倖田來未「「With your smile」や北乃きい「Brave 4 U」あたりが好きですね。いずれも、avex王道の曲調です。

これらの楽曲が発表された時点では浜崎あゆみへ提供していませんでしたが、この時から自分は浜崎あゆみと渡辺徹氏の相性は合うのではないかと思ってました。2003年あたりからロック調の楽曲が増えたり、エレクトロやEDMなどのダンスミュージックにも挑戦するようになったりと幅広いジャンルの楽曲を歌ってますが、デビュー当時はもろavex王道路線でしたし、今現在もそのサウンドが根底にあると思ってます。

故に、avex王道路線を得意とする渡辺徹氏とは合うはずなんです。それを実際に「æternal」で証明したと思います。

何より、渡辺徹氏自身が浜崎あゆみの「Duty」を聴いたことがきっかけでavexの作曲家を目指したと語っています。→渡辺徹インタビュー記事

これはぜひとも、今後も浜崎あゆみの作曲陣として楽曲提供をして欲しいですね。次は、アップテンポでもいいかも。って、採用されるか分かりませんけど。汗

まとめ

今回は、浜崎あゆみ「TROUBLE」の感想をまとめました。

今回は全曲好きです。アルバムは何回か聴くと好きではない曲を飛ばしてしまったりするのですが、「TROUBLE」は何度聴いても1曲も飛ばさずに聴けますね。

これは浜崎あゆみへの楽曲提供歴の浅い渡辺徹氏や丸山真由子氏との相性がよかった上に、湯汲哲也氏や原一博氏といった慣れ親しんだ作曲家陣も参加しているのが大きな要因かと思われます。

初期の浜崎あゆみが好きという方にもおすすめです!

(Visited 1,496 times, 1 visits today)
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク