連日、新型コロナウイルスの関するニュースが続いていますね。
東京都及び日本国内のコロナ感染者数は4月のピーク時に比べれば減少しています。しかし、5月後半から東京都では微増傾向にあります。
第二波を最小限に抑え感染拡大を防ぐためにも、新しい生活様式を国民1人1人が意識をする必要があります。
そこで今回は、2020年6月11日の東京都コロナ感染者数をみていきましょう。
2020年6月11日の東京都コロナ感染者数
本日の新規陽性者は22人(濃厚接触12人、調査中10人)
明日からステップ3へ移行しますが、都は引き続き第2波への備えを強化します。
医療提供体制、検査体制の充実に加え、「東京版新型コロナ見守りサービス」の運用や積極的な疫学調査などを活用し第2波の予兆を迅速に把握できる体制を整えます。 pic.twitter.com/kNsekXUeC7— 小池百合子 (@ecoyuri) June 11, 2020
2020年6月11日の東京都コロナ感染者数は22人。これにより、東京都コロナ感染者数は5448人となりました。
東京都コロナ感染者数は5月に入ってから減少傾向にあり、5月23日は2人にまで減りました。ところが、5月24日は14人、5月25日は8人、5月26日は10人、5月27日は11人と再び増加傾向にあります。
11日に確認された22人のうち、12人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、このうち3人は集団感染が発生した小金井市の武蔵野中央病院の患者とのこと。残りの10人は、今のところ感染経路が分かっておらず、6人は夜の繁華街に関連している人で、いずれもホストクラブに勤める20代と30代の男性だということです。
また、20代と30代は合わせて15人と全体の7割近くを占めています。
11日に東京アラートが解除され、東京都はロードマップのステップ3へ移行しました。実際、2020年6月11日時点での最多記録・201人(4月17日)に比べると少数ではありますが、油断は禁物。引き続き第二波を拡大させないよう注意が必要ですね。
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いくら感染者数が減少しても気を緩めた途端に再び増加するのが現実。これがコロナの厄介なところです。
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ですが、再び自粛要請が出る可能性もあります。それを防ぐには、新しい生活様式を意識していく必要がありますね。東京アラートから再度自粛要請にならないようにしたいところです。
繰り返しになりますが、2020年6月11日に東京都で確認された陽性者数は22人。爆発的な増加には至っておりませんが、新しい生活様式の継続を心がけましょう。