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SARD UNDERGROUNDが存在する意味~負けないでを24時間テレビで歌唱したら…

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ZARDのトリビュートバンドとしてデビューしたSARD UNDERGROUND。徐々にですが、知名度と人気を上げている。

一方、SARD UNDERGROUNDとは無関係なところでZARDの名曲が紹介されたり、別のアーティストがZARDの楽曲をパフォーマンスすることもある。

そこで、SARD UNDERGROUNDの存在する意味について考察してみよう。

出典:https://twitter.com/

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SARD UNDERGROUNDが存在する意味

ZARDの楽曲をコピーしているバンドや歌い手さんは他にもいる。アマチュアを含めたら実は相当な数が存在しているのではないだろうか。

また、音楽番組では誰かがZARDの楽曲を歌う場面もある。2021年直近で言うと、「音楽の日」で乃木坂46が「負けないで」を歌っていた。

この時、それならSARDに歌ってほしかったという意見があった。もちろん自分もSARDが音楽番組で「負けないで」をパフォーマンスしているところは見たい。

しかし、あの時「負けないで」を歌唱したのがSARDではなく乃木坂だったことに関しては特に疑問を感じなかった。何故なら、あれはあくまで元気ソングメドレーに過ぎなかったからだ。

例えばあの企画は坂井泉水さんを称えるとか坂井さんが残した名曲を歌い継ぐなどZARDに特化した企画であれば、確かにSARDは適任だったと思う。だが、繰り返しになるがあれは元気ソングメドレーであってZARD特集ではない。むしろ、乃木坂が何かやることが前提であり、その内容にたまたま「負けないで」が選ばれただけだったように思う。

念のため付記しておくが、「負けないで」自体は紛れもなく名曲。故に、元気ソングに選ばれたのは間違いなくこの曲が人本中から評価されているからだ。

もちろん、その名曲を歌い継ぐのがSARDの役割であり存在する意味でもある。だが、現状としてSARDより乃木坂のが知名度や注目度が高いのは否めない。よって、乃木坂が歌うことで「負けないで」に注目する人が多くなるのも事実だ。

今後も音楽番組などで。「負けないで」をはじめとしたZARDの楽曲をSARD以外が披露する機会はあるだろう。その時、SARDではない人気アイドルや旬のアーティストがパフォーマンスをするのは個人的にはありだと思う。それはSARDがZARDを歌い継ぐのとはまた違う意味や役割が存在しているように感じるからだ。

24時間テレビでSARD UNDERGROUNDが「負けないで」を歌う必要は?

前途した問題は、24時間テレビでの「負けないで」も然りである。

もし、「負けないで」の歌唱シーンでSARDが登場したらどうだろう。

もちろん問題があるわけではない。ただ、24時間テレビで「負けないで」の歌唱と同時にSARDの宣伝が入ってしまうと番組の趣旨が変わってしまう。あくまで、「負けないで」でランナーにエールを送ることが目的であり、誰が歌うかは重要ではないからだ。

SARDはZARDの楽曲の広報部的な意味や役割がある。しかしながら、SARDの宣伝文句としてZARDの楽曲が存在しているわけではない。

SARDが活躍できる場所は必要だ。だから、これからどんどん音楽番組にも出演してほしい。

ただ、ZARDを歌うならSARD UNDERGROUNDみたいなイメージがあまりにつきすぎてしまうと、本人達の意思とは裏腹にまるでZARDを利用しているかのような印象になってしまう恐れもある。それこそ、本末転倒ではないだろうか?

前者の元気ソングメドレーの主役は乃木坂。このように、ZARDを歌う他の誰かがいるなら、そこを無理やりSARD UNDERGROUNDが入りこむ必要はないと思っている。

彼女達の役割や存在する意味はまた別にあると思うからだ。

もちろん、24時間テレビがSARD UNDERGROUNDを必要と思ってくれた時は大いに歓迎と感謝したい。

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