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YOASOBIなぜ人気?夜に駆けるの歌詞の深さや歌ってみたの需要を考察

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2020年6月現在、日本の音楽チャートを賑わせているアーティストがいます。それがYOASOBI。

デビュー配信シングル「夜に駆ける」は2020年6月1日付のオリコン週間合算シングルランキング、Billboard JAPAN Hot 100共に1位を獲得するなど、今後さらなる活躍が期待されているアーティストです。

では、YOASOBIがなぜ人気となったのでしょうか?

今回は「夜に駆ける」の歌詞などからYOASOBIが人気となった理由を考察していきます。

出典:https://saluteproject.com/2019/12/06/yorunikakeru/

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小説を原作にしたYOASOBIの歌詞が秀逸

YOASOBIの楽曲の最大のポイントとして挙げられるのは、小説を原作に歌詞を書いていること。「夜に駆ける」ももちろん例外ではありません。「夜に駆ける」の歌詞は、星野舞夜さんの小説「タナトスの誘惑」が原作となっています。

「さよなら」

たった4文字の彼女からのLINE。

それが何を意味しているのか、僕にはすぐに分かった。

これが「タナトスの誘惑」の冒頭です。

それに対し、「夜に駆ける」は、”さよならだけだった その一言で全てが分かった”という歌詞でスタート。この冒頭の歌詞から察知できるように「タナトスの誘惑」は自殺願望を抱いている彼女と付き合っている男性が主人公の物語です。

今回あえて「タナトスの誘惑」や「夜に駆ける」の歌詞の意味については深く考察しませんが、歌詞の内容が衝撃的であることは分かって頂けたでしょう。つまり、「夜に駆ける」の歌詞は非常に深く、それ故に聴いた人が考察したくなるような内容になっているのです。

歌詞の意味を自分なりに解釈したり考察したりするのは今に始まったことではありませんよね。もっと言えば歌詞だけではありません。例えば2019年にヒットしたドラマ「あなたの番です」も毎回放送終了後には多くの考察が出ました。Twitterでは#あなたの番です考察というタグも出来たほど。

このように、思わず考察したくなるような歌詞の深さがYOASOBIが人気となった理由の1つかと思われます。

「夜に駆ける」の歌ってみた動画がなぜ人気となったのか

近年、YouTubeやTikTokをきっかけに人気が出る楽曲が多いですよね。瑛人さんの「香水」がそうです。瑛人さんの「香水」はTikTokでの歌ってみた動画の投稿がきっかけに一気に人気に火が付きました。

そして、「夜に駆ける」もその1曲です。「夜に駆ける」も「香水」同様、歌ってみた動画が多く投稿されました。

では、なぜ「夜に駆ける」の歌ってみた動画が流行ったのでしょうか?

「夜に駆ける」は前途したように深い歌詞が印象的なのですが、一方メロディーはキャッチーですよね。どこか90年代を彷彿とさせるメロディーで親しみやすいです。

曲の後半にある派手な転調もですが、人が歌いやすいメロディーではありません。ですが、J-POPらしいキャッチーなメロディー。それが思わず歌ってみたくなるのでしょう。

作曲をしたAyaseさんはボカロPですが、ボカロの要素はそれほどなく、J-POP寄りの曲調。そこもまた、歌ってみたくなる要因だと思います。

これがTikTokで「歌ってみた」や「踊ってみた」、「演奏してみた」動画が広がった理由と思われます。つまり、YOASOBIが人気となり「夜に駆ける」がヒットした理由は考察したくなる歌詞と歌いたくなる親しみやすさの同居バランスにあるのではないでしょうか。

ここ数年のヒットの傾向を振り返っても言えることです。2014年にリリースされた三代目 J Soul Brothers「R.Y.U.S.E.I.」をきっかけに流行ったランニングマン」や2016年に流行した星野源「恋」の恋ダンス、2018年に流行したDA PUMP「U.S.A.」のいいねダンスなど真似したくなるポイントがあるか否かがヒットする要因に大きく影響しています。

いずれもキャッチーですし、「夜に駆ける」にある懐かしさというのもヒットの一因ですね。

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もちろん、クオリティの低い楽曲がヒットすることはありませんが、歌いたいと思える親しみやすさというのは大事ですね。SNSが普及した現代、なおさらその傾向にあるのかもしれません。

考察まとめ

今回は、YOASOBIがなぜ人気となったのかを「夜に駆ける」の歌詞を中心に考察してみました。

普段小説を読むのが苦手な方でも、YOASOBIをきっかけに小説を読むという方もいらっしゃるでしょう。作品を受け取る選択肢があるのはいいことですね。

YOASOBIは今後もさらに人気が出る予感がします!

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