新型コロナで世界中が苦しんでいる中、またもや日本が大きな被害に遭っています。九州で発生した記録的大雨です。
気象庁によれば7月7日も雨が降ると発表しており未だ心配な状況が続いていますが、この大雨で大分県や福岡県を流れる筑後川は大分県日田市で氾濫が発生したという情報が入ってきました。
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筑後川上中流部で氾濫
氾濫が発生したのは、筑後川上中流部。筑後川の上流部と上中流部では、5日(日)16時からの総雨量が400mm近くに達しており、今朝には日田市周辺では1時間に約110mmの猛烈な雨が解析され、記録的短時間大雨情報が発表されました。 これらの大雨により川に大量の水が流れ込んで、氾濫したと見られます。
また、上中流部で氾濫が発生したとなると下流部でも氾濫が発生する恐れがあります。流域では7日も断続的に激しい雨が降る見込みで、さらなる氾濫や周囲の浸水の拡大に繋がる恐れがあります。
非常に危険な状況ですね。早めの避難が必要となります。もちろん、下流部の警戒も必要です。
コロナももちろん注意しなければならないものですが、自然災害は予め対策をしたりすることが非常に困難です。どれだけ気を付けていても、川の氾濫などは人々の力では止められません。
そういった意味では、コロナよりも緊急性が高いと言えるかもしれません。
現時点で氾濫が発生したという情報が入ってきているのは、筑後川上中流部です。繰り返しになりますが、上中流部で氾濫が発生した以上、下流部での発生も避けられないでしょう。
警戒が必要です。